先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~
学校では啓太はやっぱり先生だから…。
先生もちゃんと私を生徒として扱ってくれる。
それにしても、最近体を動かしてないなぁ。
思いっきりバドミントンがしたい衝動に駆られる。
…。
バドミントンしに行こうかな…。
何気なく体育館を覗くと
そこには熱心に指導をする啓太と部員達。
1人の部員が私に気付くと
声をあげた。
「せ、先輩っ!お疲れ様ですっ!」
その声を聞くと他の人たちも一斉に振り向く。
「先輩ー!どうしたんですかぁ?」
「あ、ちょっと…見学に…」
「あ、そーだ!先輩もバドやりません?」
「あ、いや、私動ける格好してないし…」
「そんなこと関係ないですよ!ね!杉浦先生ー!いいですよね?」
そう言って部員の1人が啓太に問いかける。
なんて言うかな。