鳴り響くトライアングル


優菜は
鼻歌を歌いながら
柚子に近づいた。


「柚子先輩、これ確認お願いします♪」




「……なぜ、テンション高いの?」




柚子の質問に
優菜はふふふと笑う。



「あはっ、秘密です♪」




イラッ
なんか余裕なの
ムカつく。




そのとき柚子は
もう一つの
不思議にきづく。



いつも
反論してくる雅樹が
何もいわないことに。



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