彼の秘密と彼女の秘密


浴衣を探そうと起きようとすると

「逃がしませんよ。このまま温めてあげますよ」

「ひゃあ!ちょっ...ここ京都の家と違って防音じゃないんでしょ?
聞こえちゃうよ....」

「聞こえてもいいですよ。僕の家ですから」

「恥ずかしいよ...」

「じゃあ、声を出さないように我慢してください」

凛はゆっくり優しく愛してくれる。

「んん..やぁ..」

「嫌ですか?」

「嫌..じゃ..ない..」

「いい子です」

凛が激しくなる。凛の汗が滴る。


もう我慢できない。

「僕より先にいってしまうなんて悪い子ですねぇ」

凛はさらに激しくなる。

「ぁ..ごめん..なさい..もう、..我慢でき..ないよ..」

「いい..ですよ..」

最後は一緒だった。




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