彼の秘密と彼女の秘密
瑠璃がおじい様に手を出そうとした時、
「瑠璃!!やめるんです!!」
瑠璃に覆いかぶさるように凛が止めにきた。
『何をするのです。今殺さねばまた被害がでます』
「瑠璃、瑠璃には人を殺めて欲しくないのです!!
他にも方法がありますから!!僕を信じてください」
『あなたを信用しているのは瑠璃の方。私はあなたを信用してはいないわ』
「私は瑠璃を愛しています。例え姿形が変わっても瑠璃は瑠璃なのです。
ですからあなたに人を殺して欲しくないのです」
『...わかりました。1度だけです。1度だけあなたを信用しましょう』