彼の秘密と彼女の秘密
もうすぐ秋がくる。木々から秋の訪れを感じる。
縁側にいるとおじいさんがきた。
「瑠璃さん、こんにちは」
「あ、こんにちは」
「凛の父親でね」
「ええええぇ!!!!!..そうねんですね。初めまして、お世話になっている錦 瑠璃です。
挨拶もにも行かず申し訳ありまあせん」
「お世話になんて...息子から話は聞きましたよ。あんなわがままな息子ですがよろしくお願いします」
「凛..さんがわがままなんて..想像つかないです。こちらこそよろしくお願いします」
「父上、僕の悪い所なんて言わないでくださいよ」
「あ、凛!」
「もう紹介はいらないみたいだね。父上も来るのが早いんですから。
約束はもう少し後だったでしょう」
「凛がいない時に話してみたくてね。いい子じゃないか。安心したよ」
「今日はこちらで食事されていきますか?」
「いや、瑠璃さんが元気になったらにしようかな」
「そうですね」
「瑠璃さん、身体を大事にね」
「ありがとうございます」
凛の父上は帰って行った。