彼の秘密と彼女の秘密


「ん...あれ?」

「目が覚めました?」

「ごめんなさい。寝ちゃったみたい。あ、掛け布団ありがとう。
また迷惑かけちゃったね、ごめんね」

「謝る事ないですよ。お水飲んだら帰りましょうか。
嵐もまだ起きていると思いますから」

お水を飲んで帰る支度をする。


凛と瑠璃は並んで帰る。

「うわぁ~!!やばかったぁー。顔面から転ぶ所だったよー」

「はい」

「え...」

瑠璃と手を繋ぐ。
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