彼の秘密と彼女の秘密
凛は瑠璃の頭を撫でながら
「出会ったばかりですけど、瑠璃を大事に思っているから、
だから焦らないでのんびりいきましょう?
たくさんの思い出を作っていきましょう?」
「うん!!」
2人して幸せそうに笑った。
「ねぇ、瑠璃?せめて抱きしめていいですか?」
「うん...」
凛は瑠璃の髪に顔をうずめて幸せだなぁって...
「おい、おめぇら。人んちの玄関の前で堂々といちゃいちゃしていい度胸やな。
俺は瑠璃ちゃんの布団だけでもと思って買いに行ったりしていたって言うのにやなぁー」
「本当!?わぁー嵐ありがとう!!」
「嵐もたまにはいい事もできるのですね。ありがとうございます。
では、家の中を案内しましょうか」