彼の秘密と彼女の秘密
それが痛々しくて、抱きしめて髪に顔をうずめる。
「凛?」
「僕の前だけは無理をして笑わなくていいんですよ」
「大丈夫だよ」
「瑠璃?顔を上げてください」
そっとキスをする。
「もっと...して欲しい...」
「うちのお姫様はいつからそんな事いえるようになっちゃったのですか」
「凛が...」
「僕が、どうしたのです?」
「凛がエロいから!!」
「どうして僕がエロいんです」
「もうしるし、消えちゃったよ...?」
クスクスクス。
「もっといっぱいつけてあげますよ。おいで」