彼の秘密と彼女の秘密


___瑠璃___


瑠璃は縁側に座って脚をぶらぶらさせている。

「お団子を待ってるの?それとも僕を待ってるの?」

「両方かな??」

「お団子も僕もありますよ」

子供みたいに笑う。

「ありがとう!!」

2人は楽しそうに笑いながら時間は流れてくる。

「凛の好きな色って何色?」

「桔梗色かな」

「好きな食べ物は?」

「瑠璃ですよ」

瑠璃は顔を真っ赤にしている。




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