彼の秘密と彼女の秘密
みんなで大広間でお茶を飲んでいると凛が
「今日、瑠璃の社長とマネージャーがくる事になっています」
「ええええええええぇぇ!!!!!????」
「嵐の事務所に移籍してもらう事になります」
「嵐の...?疑問だったんだけど、嵐って表の仕事って何をしてるの?」
「俺は芸能事務所やで。凛は幹部。俳優、女優、モデル等だな。
○○○も●●●等もうちの事務所やで」
「嵐と凛ってすごい人だったんだね...」
てっきりニートかと思ってた。
「お前、今頭の中でひでぇ事言ってたやろ」
「えええぇ。そんな事ないよ!!」
「クスクス。瑠璃はわかりやすいですね」
「でも社長許してくれるかな...」
「瑠璃ちゃんは鞍馬と御影の名前の強さを知らねぇからな。
大丈夫だ。任せとけ」
「.........」
「瑠璃、大丈夫ですよ。心配な事はありませんよ。
そう言えば、根付つけてくれているのですね。申し訳ないですね。
この家は外出以外和服なんです」
「浴衣も着物ももう慣れたから大丈夫だよ。ふふふ、凛がくれた根付、リンってなるから凛みたいだね」
「はぁ。そんなつもりであげたわけではないのですが」
呆れた顔の凛。ニコニコの瑠璃。のろけにうんざり顔の嵐。