俺様とネコ女
2.こころside
「加藤課長。おはようございます」
「おはよー。上野ちゃんメガネっ子だったんだー」
「はい、コンタクト合わなくて。課長、金曜日はお疲れ様でした。ありがとうございました」
課長は今日も女子力がハンパない。朝から完璧メイクだ。私もこのくらいの高水準の女子力キープしたいな。
「楽しかったね。赤澤くんと仲良くなれたかな?」
ドクンと心臓が跳ね、言葉の意味を考えた。違う違う。課長は、ただ私がコウ狙いって勘違いしてるだけだ。私たちの微妙な関係を知ってるわけじゃない。
「1課のみなさんとお話が出来てよかったです」
「いきなりで申し訳ないんだけど、今週の金曜日空いてるかな。企画課のイケメン集団が合コンしよって」
「合コンは、あの、苦手です」
だってめんどくさいし、会社連中とじゃ飲めないから無意味。それに、金曜日はもしかしたらコウが誘ってくれるかもしれない。という期待もある。
「おはよー。上野ちゃんメガネっ子だったんだー」
「はい、コンタクト合わなくて。課長、金曜日はお疲れ様でした。ありがとうございました」
課長は今日も女子力がハンパない。朝から完璧メイクだ。私もこのくらいの高水準の女子力キープしたいな。
「楽しかったね。赤澤くんと仲良くなれたかな?」
ドクンと心臓が跳ね、言葉の意味を考えた。違う違う。課長は、ただ私がコウ狙いって勘違いしてるだけだ。私たちの微妙な関係を知ってるわけじゃない。
「1課のみなさんとお話が出来てよかったです」
「いきなりで申し訳ないんだけど、今週の金曜日空いてるかな。企画課のイケメン集団が合コンしよって」
「合コンは、あの、苦手です」
だってめんどくさいし、会社連中とじゃ飲めないから無意味。それに、金曜日はもしかしたらコウが誘ってくれるかもしれない。という期待もある。