俺様とネコ女
課長と空席を探していると、背後からガハガハ声が近付いてきた。あの声は山本主任。ということは?
やった!山本主任の隣で、偽の笑顔を振りまいてるコウがいる。
「課長。こころちゃん!金曜はお疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
「お疲れさまー」
ちょうど目の前の4人席が空いて、先日と同じように4人で座った。今日はラッキーかもしれない。
営業で出ずっぱりのコウには、社内でなかなか会えないから。
「こころちゃん、あの後無事だった?変な男に絡まれなかった?」
「ありがとうございます、大丈夫でした」
「眼鏡も似合うね」
「いえ、あの、ありがとうございます」
コウは私たちの会話に一切興味がないのか、から揚定食を食べている。から揚げ好きなのかな。今度作ってあげたいな。
やった!山本主任の隣で、偽の笑顔を振りまいてるコウがいる。
「課長。こころちゃん!金曜はお疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
「お疲れさまー」
ちょうど目の前の4人席が空いて、先日と同じように4人で座った。今日はラッキーかもしれない。
営業で出ずっぱりのコウには、社内でなかなか会えないから。
「こころちゃん、あの後無事だった?変な男に絡まれなかった?」
「ありがとうございます、大丈夫でした」
「眼鏡も似合うね」
「いえ、あの、ありがとうございます」
コウは私たちの会話に一切興味がないのか、から揚定食を食べている。から揚げ好きなのかな。今度作ってあげたいな。