俺様とネコ女
「コウお前なにニヤけてんだよ。腹立つわ」
「ニヤけてねえよ」
「鏡見てみろよ。どうせ笑うならいつものようにもっと上手に笑えよ。本性バレるぞ」
「うるせえ。とにかく金曜あいつに男近づけんな。お前んとこ、タチ悪いやつばっかりだから」
「俺はまともだけどね」
確かに直哉はまともだ。口が裂けても言わないが、俺のキャラのモデルはお前だ。入社式の日に、たまたま近くに座ったお前を見て、手本にしようと思った。
「コウ、貸しだからな」
「は?任務遂行できてから言え」
「お前何様だよ」
「俺は俺だ」
「だめだ。埒が明かねー。なあ。噂について人から聞かれたらなんて答えればいい?」
「・・・・俺の、女」
「ニヤけてねえよ」
「鏡見てみろよ。どうせ笑うならいつものようにもっと上手に笑えよ。本性バレるぞ」
「うるせえ。とにかく金曜あいつに男近づけんな。お前んとこ、タチ悪いやつばっかりだから」
「俺はまともだけどね」
確かに直哉はまともだ。口が裂けても言わないが、俺のキャラのモデルはお前だ。入社式の日に、たまたま近くに座ったお前を見て、手本にしようと思った。
「コウ、貸しだからな」
「は?任務遂行できてから言え」
「お前何様だよ」
「俺は俺だ」
「だめだ。埒が明かねー。なあ。噂について人から聞かれたらなんて答えればいい?」
「・・・・俺の、女」