俺様とネコ女
「こころちゃん。あいつはそんな男じゃないよ」
「ほんとに?ウソじゃない?」
直哉さんに抱きつきたいくらい嬉しくて、少し座が高いカウンターチェアから飛び上がってしまった。それくらい、嬉しくて嬉しくて。
「こころちゃんも、この前言ってた祐樹のことなんか忘れて、コウに惚れてるんでしょ?」
「うん。コウに夢中。嬉しい」
顔は緩みっぱなしで、地に足着かないふわふわな夢見心地。浮かれすぎないように、直哉さんの上着の袖口をギュっと掴んだ。
優しすぎる直哉さんは、ポンポンと、私の頭を撫でてくれる。
「直哉さん、わたし今キモい顔で笑ってたらごめん」
「こころちゃんは可愛いよ」
「もー、嬉しすぎてヤバい」
「これ以上しゃべんないからね。後は2人でがんばって」
「今のだけで十分だよ。ありがとう」
コウの特別になれるかもって、特別になりたいって望んでもいい?
「ほんとに?ウソじゃない?」
直哉さんに抱きつきたいくらい嬉しくて、少し座が高いカウンターチェアから飛び上がってしまった。それくらい、嬉しくて嬉しくて。
「こころちゃんも、この前言ってた祐樹のことなんか忘れて、コウに惚れてるんでしょ?」
「うん。コウに夢中。嬉しい」
顔は緩みっぱなしで、地に足着かないふわふわな夢見心地。浮かれすぎないように、直哉さんの上着の袖口をギュっと掴んだ。
優しすぎる直哉さんは、ポンポンと、私の頭を撫でてくれる。
「直哉さん、わたし今キモい顔で笑ってたらごめん」
「こころちゃんは可愛いよ」
「もー、嬉しすぎてヤバい」
「これ以上しゃべんないからね。後は2人でがんばって」
「今のだけで十分だよ。ありがとう」
コウの特別になれるかもって、特別になりたいって望んでもいい?