俺様とネコ女
ここの体を壁に押し付け自由を奪う。ここの両手を、片手で掴んで頭の上で固定した。

散々好き勝手にキスをしながら、空いている手を、スカートの裾から雑に差し入れ内腿を撫でる。


「ちょっと、ほんとにダメッ」

両手の自由が利かないからか、体をよじって抵抗する。ジタバタと、俺の腕の中で暴れるここ。余裕を奪って満足だ。とりあえず止めよう。

俺も、これ以上は止めらなくなる。


「この続きは?」

ここの手を開放して、スカートの裾を直してやりながら問うと、大きな目に、驚きが浮かんだ。


「え?」

「俺今日早く帰る。連休も仕事だから」

そうなの?大変だね、と言って、ここはダラリと伸ばした俺の両手をそっと握った。それをそのままゆらゆらと揺らしている。

なんだそれ。可愛いからやめろ。
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