俺様とネコ女
「この前、朝降ろしたところ覚えてるか?あそこで待っててやる」
「おっけ」
喜んでいるような、はにかんだような表情で頷いたここを見ると、馬鹿みたいに嬉しくなった。
早く帰りたい。こいつと一緒にいたい。2人きりで過ごしたい。
「じゃあな」
「コウ、唇キラキラ、ヤバい」
手の甲で唇を拭うと、口紅が薄っすらと付いた。つい、舌打ちした。
「舌打ち酷いよ。自分からしてきたくせに」
「ここ、お前かわいい」
わざとらしくふくれっ面して怒るここを見ると、言うつもりのなかった言葉が、勝手にこぼれた。
お前といると胸が高鳴る。ふわふわと優しい、愛しさがこみ上げてくる。かと思えば、情欲のような激しい衝動も。
どうなってんだ俺。
なんだこれ。
どうにかしろよ。
「おっけ」
喜んでいるような、はにかんだような表情で頷いたここを見ると、馬鹿みたいに嬉しくなった。
早く帰りたい。こいつと一緒にいたい。2人きりで過ごしたい。
「じゃあな」
「コウ、唇キラキラ、ヤバい」
手の甲で唇を拭うと、口紅が薄っすらと付いた。つい、舌打ちした。
「舌打ち酷いよ。自分からしてきたくせに」
「ここ、お前かわいい」
わざとらしくふくれっ面して怒るここを見ると、言うつもりのなかった言葉が、勝手にこぼれた。
お前といると胸が高鳴る。ふわふわと優しい、愛しさがこみ上げてくる。かと思えば、情欲のような激しい衝動も。
どうなってんだ俺。
なんだこれ。
どうにかしろよ。