俺様とネコ女
コウは突発的な私の行動に、驚きはしたものの笑っている。


「へえ、意味わかるのか」

「あたりまえじゃん!コウ大好き!!ずっと一緒にいようね!」


コウを押し倒す勢いで背後の壁に押し付けて、ぎゅうぎゅうに抱きしめる。

心臓が限界寸前で、気絶しそうなくらい幸せで、体の底からワクワクする。


今のこの気持ち、一生忘れない!


「コウ、愛してる」


耳元で、そっと、そっと、ささやいた。


...悪戯大好き、コウ大好きな私が、当然それだけで終わるわけもなく。


「おい!耳舐めるなネコ女!」


「にゃん♪いつも二人でだよ。これからもよろしくね」




Je t'aimerai toute ma vie.Tous les deux.



~永遠の愛をあなたに。いつも二人で~




【la fin】
< 330 / 337 >

この作品をシェア

pagetop