俺様とネコ女
「また会ってくれる?」
ふ、コウの口角が微かに上がる。恥ずかしさと不安で、コウの顔を直視できなかった。もうやだ恥ずかしい。
「何お前。また俺に会いたいの?」
「別に」
別にじゃないでしょ私!会いたいから言ったんでしょって、いつもの調子で言えばよかった。恥ずかしくて、悔しくて、余裕がなくて。
「――ッ!」
俯いていたら、突然の、キス。
突然後頭部を捕らえられ、強引に引き寄せられたのだ。
至近距離のコウが、突然のことに呆然としている私を見て薄く笑う。そして、再度近付いてくる顔が、触れる直前ストップした。
一旦離れ、私のメガネを外してから、ゆっくりと、唇が、重なった。
侵入してきた舌に応える。ここが駅前で、車の中だってことを忘れて、どんどん深くなるキスに、夢中になる。車内に音が篭っても、堪らなく声が漏れても、やめられない。
クールなコウの情熱的なキスが、私を翻弄する。
ふ、コウの口角が微かに上がる。恥ずかしさと不安で、コウの顔を直視できなかった。もうやだ恥ずかしい。
「何お前。また俺に会いたいの?」
「別に」
別にじゃないでしょ私!会いたいから言ったんでしょって、いつもの調子で言えばよかった。恥ずかしくて、悔しくて、余裕がなくて。
「――ッ!」
俯いていたら、突然の、キス。
突然後頭部を捕らえられ、強引に引き寄せられたのだ。
至近距離のコウが、突然のことに呆然としている私を見て薄く笑う。そして、再度近付いてくる顔が、触れる直前ストップした。
一旦離れ、私のメガネを外してから、ゆっくりと、唇が、重なった。
侵入してきた舌に応える。ここが駅前で、車の中だってことを忘れて、どんどん深くなるキスに、夢中になる。車内に音が篭っても、堪らなく声が漏れても、やめられない。
クールなコウの情熱的なキスが、私を翻弄する。