俺様とネコ女
「あそこ空いてる。今みたいに混んでたら相席になるからね」
「はい。本当に多いですね」
窓際の4人掛けのテーブルが開いていたのでそこに課長と並んで座った。
「ここいいですか?」
目の前にドカっと腰をおろしたのは、1課のガタイのいい男と、コウ。
私には目もくれず、課長に会釈をしたコウは、ムカツクぐらいかっこいい。
課長と同じでいいかな、と思って選んだA定食だったけど、コウも同じでそんなくだらないことが嬉しい。って、私どんだけ乙女よ。何このキャラ。
「珍しいね。今日は社食なんだ。いつも外なんでしょ?」
「いやあ。今朝の占いで”社食が吉”って言われたんで。それにして占いって当たるんだなー。加藤さん、飲み会いつにします?」
大きい男性が課長に尋ねた。私にあからさまな視線を送りながら。
「だよね、今週の金曜は?急すぎる?赤澤くんは忙しい?予定ある?」
「いえ、俺は大丈夫ですよ。仕事もがんばって終わらせます」
え?は?はあ?
何その爽やかMAXの笑顔は!どちら様?
「はい。本当に多いですね」
窓際の4人掛けのテーブルが開いていたのでそこに課長と並んで座った。
「ここいいですか?」
目の前にドカっと腰をおろしたのは、1課のガタイのいい男と、コウ。
私には目もくれず、課長に会釈をしたコウは、ムカツクぐらいかっこいい。
課長と同じでいいかな、と思って選んだA定食だったけど、コウも同じでそんなくだらないことが嬉しい。って、私どんだけ乙女よ。何このキャラ。
「珍しいね。今日は社食なんだ。いつも外なんでしょ?」
「いやあ。今朝の占いで”社食が吉”って言われたんで。それにして占いって当たるんだなー。加藤さん、飲み会いつにします?」
大きい男性が課長に尋ねた。私にあからさまな視線を送りながら。
「だよね、今週の金曜は?急すぎる?赤澤くんは忙しい?予定ある?」
「いえ、俺は大丈夫ですよ。仕事もがんばって終わらせます」
え?は?はあ?
何その爽やかMAXの笑顔は!どちら様?