秘めた恋
彼からの誘い
体調の悪い私は、顧問に休む連絡をするとそのまま門に向かって歩き出した。
私のすぐ横にはテニスコートがあり、フェンス越しに綺麗にボールを打ち返す
東郷くんの姿が目に入った。
彼が練習を終え、タオルを持って汗を拭く姿も様になってて
「爽やかなイケメン男は何やっても爽やかだな~」と思って見てると
彼と目が合ってしまった。
げ・・・・。
彼は私に気づくと、全速力で私のところまで走ってきて
息を切らしながら「美雪先輩!どうしたんですか!?今日やらないんですか?」と
聞いてきた。
「うん、ちょっと体調があまり良くなくて・・・」
「マジっすか。大丈夫ですか?」
彼が心配そうな顔でフェンスギリギリまで私に近づいてきて言ってきた。
「うん、大丈夫よ。ありがとう。じゃぁ、東郷くんも頑張ってね。」
そう言って踵を返そうとした瞬間、
「あ!美雪先輩!」と彼に呼ばれた。
「え?」
振り向くと彼が照れたように「今週の土曜日って空いてますか?」と聞いてきた。
突然の質問に「え!?」と戸惑っていると
「あ、いや、もし良かったら焼肉でもどうかな、と・・・」と
最後の方は口ごもりながら言ってきた。
え!?これはもしかしてデートのお誘い!?
「あ、もし嫌なら無理とは言いませんが・・・・。」
自信なさげに彼が言ってきたので
「嫌ではないけど夕方しか空いてないからそれでも平気?」
と聞き返すと彼は「もちろん!!」と言って笑顔になった。
私のすぐ横にはテニスコートがあり、フェンス越しに綺麗にボールを打ち返す
東郷くんの姿が目に入った。
彼が練習を終え、タオルを持って汗を拭く姿も様になってて
「爽やかなイケメン男は何やっても爽やかだな~」と思って見てると
彼と目が合ってしまった。
げ・・・・。
彼は私に気づくと、全速力で私のところまで走ってきて
息を切らしながら「美雪先輩!どうしたんですか!?今日やらないんですか?」と
聞いてきた。
「うん、ちょっと体調があまり良くなくて・・・」
「マジっすか。大丈夫ですか?」
彼が心配そうな顔でフェンスギリギリまで私に近づいてきて言ってきた。
「うん、大丈夫よ。ありがとう。じゃぁ、東郷くんも頑張ってね。」
そう言って踵を返そうとした瞬間、
「あ!美雪先輩!」と彼に呼ばれた。
「え?」
振り向くと彼が照れたように「今週の土曜日って空いてますか?」と聞いてきた。
突然の質問に「え!?」と戸惑っていると
「あ、いや、もし良かったら焼肉でもどうかな、と・・・」と
最後の方は口ごもりながら言ってきた。
え!?これはもしかしてデートのお誘い!?
「あ、もし嫌なら無理とは言いませんが・・・・。」
自信なさげに彼が言ってきたので
「嫌ではないけど夕方しか空いてないからそれでも平気?」
と聞き返すと彼は「もちろん!!」と言って笑顔になった。