秘めた恋
土曜日 pm 12:00
私は理沙と都内でランチを食べていた。
煩雑としたこの街の雑居ビルの中にこんな素敵な
隠れ家的レストランがあったとは驚きだった。
「しかも安くて美味くて店内がおしゃれ!今人気の店の一つだよ。」と
誇らしげに理沙が言った。
「に、しても超格好良いよね~東郷和馬くん。」
と彼の話題が出て思わず口に含んだ水を吹き出した。
「格好良いけどたまに可愛いんだよね!笑顔とか礼儀正しいとことか。
マジ母性本能がくすぐられるって感じ。」
「そうですか。」
「そうですかって、あんたクールね。ってか、このテーブルの水浸しは何?」
「ごめんごめん。」
私はそそくさと濡れたテーブルをふきんで拭き
「実は、今日の夕方彼と会うんだよね。」とさり気なく言うと
案の定「ええええええ!!」と理沙の叫び声が店内にこだました。
「うるさいよ」
「え!?何どうゆうこと?なに、その急展開」
私は先日彼に誘われたときの話をすると
「うわぉ。美雪も隅に置けないわね。」と言ってきた。
「何を言ってるの。」と適当に言うと
「美雪も和馬くん狙いか~。あー強敵なライバルが増えちゃった。」と揶揄されたので
「別にそんなんじゃないわよ!!」と咄嗟に否定した。
彼女は、どーだかと言うと「でも、気をつけてよね。彼を狙ってる子は多いんだから。」と
忠告もしてきた。
私は理沙と都内でランチを食べていた。
煩雑としたこの街の雑居ビルの中にこんな素敵な
隠れ家的レストランがあったとは驚きだった。
「しかも安くて美味くて店内がおしゃれ!今人気の店の一つだよ。」と
誇らしげに理沙が言った。
「に、しても超格好良いよね~東郷和馬くん。」
と彼の話題が出て思わず口に含んだ水を吹き出した。
「格好良いけどたまに可愛いんだよね!笑顔とか礼儀正しいとことか。
マジ母性本能がくすぐられるって感じ。」
「そうですか。」
「そうですかって、あんたクールね。ってか、このテーブルの水浸しは何?」
「ごめんごめん。」
私はそそくさと濡れたテーブルをふきんで拭き
「実は、今日の夕方彼と会うんだよね。」とさり気なく言うと
案の定「ええええええ!!」と理沙の叫び声が店内にこだました。
「うるさいよ」
「え!?何どうゆうこと?なに、その急展開」
私は先日彼に誘われたときの話をすると
「うわぉ。美雪も隅に置けないわね。」と言ってきた。
「何を言ってるの。」と適当に言うと
「美雪も和馬くん狙いか~。あー強敵なライバルが増えちゃった。」と揶揄されたので
「別にそんなんじゃないわよ!!」と咄嗟に否定した。
彼女は、どーだかと言うと「でも、気をつけてよね。彼を狙ってる子は多いんだから。」と
忠告もしてきた。