秘めた恋
数日経って、星野先輩から誘いのメールが届き、
今週の土曜日に食事をしようということになった。
さっそくOKと返事をすると、別で1件メールが届いているのに
気づきメールを開いた。
『今日は、サークル休み!間違えて来ないように。』
と部長からの非常にシンプルなメールだった。
「行きませんよ~。あ、昨日タオル置きっぱなしで帰ったんだった。
持って帰ろう!」と思い、女子更衣室に向かった。
女子更衣室に設置されている椅子に無造作に置かれたタオルを見つけ、
「あ~やだやだ。恥ずかしい。」と言いながら拾い上げ、カバンにしまった。
女子更衣室を出ると今度は隣の男子更衣室の灯りが点いてるのに気がついた。
「あれ?誰かいるのかしら?」
そう思い、恐る恐る扉を開くと
上半身裸の男性の後ろ姿が目に入った。
「わっ!」
「すいません!」と言って扉を閉めようとした時だった。
「あ、美雪先輩?」と声がして恐る恐る扉を開けて男性を見ると
立っていたのは東郷くんだった。
「あ、ごめん。ノックするの忘れて・・・」
と言い訳をしてから「あ、灯りがついてたからなんでかな~と思ってその確認。」と言うと
「あ、ちょっと自主練してました。」と彼が応えた。
「自主練?えらいね!」
「まぁ、もうすぐ大会も近いんで。」
意外と真面目な子なんだなぁと思っていると
「美雪先輩、そこにいないで中に入ったらどうですか?」と言ってきた。
今週の土曜日に食事をしようということになった。
さっそくOKと返事をすると、別で1件メールが届いているのに
気づきメールを開いた。
『今日は、サークル休み!間違えて来ないように。』
と部長からの非常にシンプルなメールだった。
「行きませんよ~。あ、昨日タオル置きっぱなしで帰ったんだった。
持って帰ろう!」と思い、女子更衣室に向かった。
女子更衣室に設置されている椅子に無造作に置かれたタオルを見つけ、
「あ~やだやだ。恥ずかしい。」と言いながら拾い上げ、カバンにしまった。
女子更衣室を出ると今度は隣の男子更衣室の灯りが点いてるのに気がついた。
「あれ?誰かいるのかしら?」
そう思い、恐る恐る扉を開くと
上半身裸の男性の後ろ姿が目に入った。
「わっ!」
「すいません!」と言って扉を閉めようとした時だった。
「あ、美雪先輩?」と声がして恐る恐る扉を開けて男性を見ると
立っていたのは東郷くんだった。
「あ、ごめん。ノックするの忘れて・・・」
と言い訳をしてから「あ、灯りがついてたからなんでかな~と思ってその確認。」と言うと
「あ、ちょっと自主練してました。」と彼が応えた。
「自主練?えらいね!」
「まぁ、もうすぐ大会も近いんで。」
意外と真面目な子なんだなぁと思っていると
「美雪先輩、そこにいないで中に入ったらどうですか?」と言ってきた。