秘めた恋
私は力尽きるとその場にしゃがみこんだ。

一筋の涙が頬を伝った。

私は彼を・・・・信じられなかった・・・・?

和馬くんは金持ちで格好良くて優しくて
みんなが羨む王子様みたいな人で

そんな人と付き合えるなんてまるで夢のようで
ふわふわしたシャボン玉のように儚くて・・・だから不安だった。
でも夢じゃなかったのに。
夢のような現実があったのに・・・私は彼を信じることが出来なかった。

私たちは愛し合うために出逢ったの・・・?
それとも別れるために愛し合ったの・・・・・?

和馬くんのことが好き・・・・。
今なら素直に言えるのにもう二度とあなたに言うことが出来ない。

私はふらふらと立ち上がるとあるところへ向かった。

彼が働くオフィスビルへ・・・・。


【完】
< 175 / 175 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:17

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

甘いお菓子のように

総文字数/29,670

恋愛(その他)60ページ

表紙を見る
私の罪

総文字数/28,513

恋愛(その他)45ページ

表紙を見る
天罰

総文字数/33,417

恋愛(純愛)65ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop