秘めた恋
想いの果てに・・・
行き場のない怒り
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「霧島さん、友達になりましょ?」
「え?」
不意に後ろから声をかけられて振り向くと
学年でも超がつく程綺麗な太樹くんの彼女が立っていた。
彼女はにっこり笑うと
「実は前から霧島さんのこと気になってたのよね。
良いかな?」と聞いてきた。
そう美しい極上の笑みで言われて断る人なんて果たしているのか。
「あ、はい。こんな私でよければ」
戸惑いながらも私は嬉しさのあまり満面の笑みで応えた。
太樹くんの彼女とは言え憧れの存在の女性と友達になれるなんて
夢のまた夢だった。
彼女が目を細め優しく微笑み返すと「では、よろしくね。」と
応え、手を差し伸べてきたので握手を交わした。
でもこの時に、彼女は何かを企んでるかのような
人を見下した目をしていたと気づくべきだった。
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最悪な目覚めだった。
「霧島さん、友達になりましょ?」
「え?」
不意に後ろから声をかけられて振り向くと
学年でも超がつく程綺麗な太樹くんの彼女が立っていた。
彼女はにっこり笑うと
「実は前から霧島さんのこと気になってたのよね。
良いかな?」と聞いてきた。
そう美しい極上の笑みで言われて断る人なんて果たしているのか。
「あ、はい。こんな私でよければ」
戸惑いながらも私は嬉しさのあまり満面の笑みで応えた。
太樹くんの彼女とは言え憧れの存在の女性と友達になれるなんて
夢のまた夢だった。
彼女が目を細め優しく微笑み返すと「では、よろしくね。」と
応え、手を差し伸べてきたので握手を交わした。
でもこの時に、彼女は何かを企んでるかのような
人を見下した目をしていたと気づくべきだった。
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最悪な目覚めだった。