スウィートドール
なるために
放課後…
「未来」
未来?あ!私だ。
「はい?」
呼んだのは武永くんだった。
「お前のことをイマドキにするんだから連絡先。」
連絡先かぁ。
てか、さっき呼び捨てしたよね!?
びっくりだよ。
「お~い!健~!」
教室のドアのところで武永くんのことを呼ぶ人がいた。
友達もう出来たんだ。すごいな~!
「あれは俺のお父さんの友達の息子。あいつの家に居候するんだ。」
「そうなんですか。」
「お前もう彼女作ったのかよ~笑。」
その人が教室に入ってくる。
「俺の名前は中山光輝(ナカヤマコウキ)!よろしくね!」
明るい感じの人だった。
「よろしくお願いします!」
「光輝、帰るぞー!」
「待った!名前だけ教えてよ!」
「新野未来です。」
「未来ちゃんか~!よろしくね!健、こう見えても手早いから気をつけてね!」
「うるせぇ!帰るぞ!」
「はいはい!じゃーね!」
「さようなら!」
帰った後は嵐が過ぎ去ったようだった。