放課後は秘密の場所で。

苺ノート 真琴side

「なぁ、苺って可愛くないか?」





昼休み、昼ごはんを食べていたらいきなり、隣にいる垣【おん】がそう言い始めた。






「小さくて、たまに見せる笑顔が・・・犬みてぇでよ。」







俺は、垣の話を聞きつつ女友達と楽しく話している、苺の方を見てみた。





確かに、小さい・・・まるで豆粒みたいだ。






「女子の中でナンバー1だぜ。」





「なにが?」





「男女共に好きっていう人の数。」






確かに、大きな目、白くて綺麗な肌、小さな紅い唇・・・男子にモテる要素が揃ってる。





確か、垣が仲良くなった人に見せる笑顔が可愛いので、近づこうとしている人が結構いるくらいの人気・・・




とか言っていた。
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