放課後は秘密の場所で。
気づいたら、明日も来るよう催促してしまった。






苺も驚いている、言った自分も少し驚いている・・・なんで、こんなことを言ったのか。






本当に、自分でもよく分からない。






「また明日。」






苺の耳元でそう言って、教室にカバンを取りに向かった。




教室に着いてカバンを取ったので、帰ろうとしたら丁度女たらしで有名な佑が教室に入ってきた。







「苺ちゃんに、手だすなよ?」





「はっ?意味分かんねぇ。」






いきなり俺に向かって、睨みながらそういうので負けじと言い返す。




女たらしのこいつに言われても、説得力の欠片すらない。
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