Classbook



昨日は夜であんまり見えなかったが袴田君が住んでいるところはそれなりに栄えてる。

…なんか、私が住んでいるところに近い気がしてきた

なんか、似た建物がたくさん立ってるんだもん


「ほら、早く乗れよー」

「…いったい次はどこに連れ込む気ですか?」

「ひどい言い方だよなー。とりあえず、昼飯」


ひどい言い方なのは否定しません。

もともと口が悪いんです。

車に乗せられ着いたのはファミリーレストラン。

中に入ると、子供連れの家族でにぎわっている。


「…混んでるなー」

「そりゃー、日曜ですから」


結局、外で待つことに。

なんだ、この気まずい雰囲気は。

なぜに、袴田君は何もしゃべらないのか。

結果5分ほど待ったのだがものすごい時間待ったような気がした。




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