Classbook
「南―おきろー南―おきろー南―おきろー南―起きろー」
「…」
「起きろー起きろー起きろー」
「…うるさいなっ!!起きた!!起きました!!もー袴田君うるさい!!」
ホントに、人が気持ちよく寝ていたというのに!!
私の眠りを邪魔しやがってー
袴田君よりも眠気の方が大好きですから!!
ここに宣言をしますけど
私の第一は睡眠ですから。
袴田君も私の睡眠には勝てないのです。
「ほらー、ご飯用意したんだけど」
「…まさか、袴田君が作ったのですか?」
「なに、そんな作れないと思ってたみたいな顔」
「そのまんまですけど」
ものすごくしょうがなくベッドから出れば、テーブルには朝ごはんだか昼ごはんだか…
まーとりあえず、ご飯が並んでる。