Classbook



眠いし、帰りたいし。


…でも、一緒に居たいし


あれだ。要するに、外にでたくないのです。

せっかくの休日ですから。

のんびりしましょーよ。

そう思っているのに、袴田君は車の進める。

私には絶好な眠りの条件がそろっているわけです。

なんたって、今日はぽかぽか陽気に食後でしょ、それに車に乗っているというね

…ということで、おやすみなさい!!


「南―、すぐ着くから寝るなよー」

「…」


すでに遅しです。

私はそんなこと言われていたなんて知りませんでした。





< 96 / 117 >

この作品をシェア

pagetop