続:first love~世界で一番素敵な初恋~
「健二、唯那、お前ら来るの早すぎ。」
後ろから声がして振り向くと俊輔くんと涼くんが立っていた。
「でもさっき来たとこだぜ?
それより、友倉尚輝が入部したの知ってるか?」
「あぁ。昼休みに顧問から聞かされたからな。
まぁ、戦力になることは間違いないからいいんじゃないか?」
やっぱり戦力になるならそれでいいんだ……
私達がコートに入ると部員全員が集まり、部長の挨拶と練習メニューがそれぞれ配られる。
「皆も知っていると思うが、友倉尚輝が今日からテニス部に入った。
練習は3年生のコートで混ざって練習してもらう。
では、各自体操を始めてメニューをこなしてくれ。以上!」