続:first love~世界で一番素敵な初恋~
私は転校する前と一緒でレギュラーメンバーに混ざって練習を行う。
試合も近いということで、実践に近いメニューをこなしていた。
「昨日の試合を見てからだから当たり前なんだけど、唯那は転校する前よりも更にスピードが増してるな。」
「そう?
普段からこんなんだからあんまり実感はないんだけど。」
「相手をしてる俺達から見たらすぐに分かる。
まぁ、転校先が鵬龍学園だからな……
進化していてもおかしくないか。」
「進化って……人をポケ○ンみたいに言わないでくれる?」
「悪い。別にそんなんで言ったんじゃねぇよ?
単純に凄いって思っただけだから。」
あんまり誉められた気がしないのは気のせいかなぁ?