性悪な彼のオモチャ
『じゃあ彼女作ってよ!』
「無理、不細工ばっかりだし、暫くはお前がいるから退屈しなくて済むしな」
そう言うとあたしの耳を甘く噛んだ
『ひゃっ、何するのよ』
「オモチャなんだから何しても自由だろ?」
何をおっしゃるこの身勝手。あたしは何もされたくない。
「みなさん、楽しんで頂けましたか?これで終です」
調教師さんがそういうとイルカ達は帰って行った。
結局、彼方君のせいで何も見れなかったじゃない。
もういやー!
誰かあたしを王子様あたしを一刻も早くこの性悪から助けてください!
そして、あたしは不機嫌なまま家に帰って行った。
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