性悪な彼のオモチャ




『べっ別に、友達だよ?』

「へーっ、そう。」



なんとも、納得していない様子の性悪様。




絶対に、疑われてる…



大河君と会うなんてばれたら…何されるんだろう?




考えるだけで―…恐ろしすぎるよ。



「まぁ、不細工とメールしてくれる男なんていないか」



『うん。そうそう!そんな人いるわけない』




何度も首を縦に振って男の子とメールしてない振りをした。



ばれたら、きっとへんなことされちゃうよ…



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