性悪な彼のオモチャ


キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴り響いた咄嗟にあたしは立ち上がり紗耶の席に向かった。
この出来事を紗耶に言って助けてもらうために。


あたしは紗耶に話しを聞いてもらおうと思って行った。




『紗耶っ、転校生が
あたしをブスって、異常だって言ってきたよっ』



『ふーん、未恋にそんなこと言う人初めてじゃない。
面白そうだね、転校生君。見かけによらずやるじゃない』



紗耶、あなた友達だよね?
友達があの性悪男に不細工って言われたのに




面白いってどうゆうことよ?



『あたしきっと、今年の運勢悪いんだ…』


『あんたつい最近、雑誌の占い見てあたしの運勢今年1位とか言ってなかった?』




『そんなこと…言ったっけ?』



ま、でもとにかく、あたしは今生きてきて最大ピンチに陥ってるのよ!





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