性悪な彼のオモチャ




彼方君は、あたしの手を繋ぎ暗く水槽がキラキラ光っている、カップルスポットの場所で立ち止まった。



「…よっ彼方」



「うるさい、大河。耳に響くお前の声。」




初めて見た。
あたし以外の人にこの性悪姿を見せる彼方君




それにしても、彼方君に話しかけた男の子…




彼方君に雰囲気が似てて王子雰囲気をかもちだしてる
もちろんかっこいいです。




「ま、まさかその子か?彼女って…」



「そういうこと。」



彼方君はあたしを自分の胸へと引き寄せた
な、っ…いきなり?!あたし心の準備が出来てなくてまた、


ドキドキがっ…



もちろんあたしはというと彼方君の胸で顔を赤くして、ときめいていた。





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