復讐
7月3日 午後13時??分
「…!ここだよ!」
やっと、けいが止まった。
周りをみて、納得した。
そこは、本当にだれもこないようなところだった。
「…ここで食べんの?」
はっきりいって、いくら、お腹がぺこぺこだからといって、ここでは食べたくない気がした。
「いいじゃん!もう食べる時間なくなっちゃうよー」
確かにそうだ。
5時間目が始まるまで、もう少なくとも、20分くらいしかないだろう。
仕方がなく、そこで食べようと決心したときだった。
「…!そこに誰かいないか?」
「えっ?いなくない?」
いや、確かにみた。
見覚えのある顔を。