私のちょっとだけ好きな9文字の人





西田は次々と見つけていく。




相生、琴吹、住岡・・・




残るのは俺と高柳だけみたいだな。




すると、西田は俺の視線に気づいたのか、
俺の登っている樫の木に目を付けた。




まずい。
近づいてくる。




「京介くん、見つけた」




見つかってしまった。
自信あったんだけどな。




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