私のちょっとだけ好きな9文字の人





すると、突然、大島が琴吹の手を掴んだ。




「こっち!」




大島はそのまま琴吹を連れて坂を駆け上がった。




「え?どないする?」




高柳が焦る。




「とりあえず、行ってみる?」




相生の提案で俺たちは大島たちを見失わないように
坂を駆け上がった。




< 212 / 392 >

この作品をシェア

pagetop