私のちょっとだけ好きな9文字の人





俺は高柳とペアを組んでやることになった。




「お前、ちょ、タイミング早いわ!」




「え?あ、ごめん。難しいな、これ」




「ほな、もう一回行くで?コホンッ。私たちの学校では・・・」




「どう?ちゃんとできとる?」




ひげの男の人がやってきた。




「いや、難しいですね」




「そうやね。でも、このタイミングが早いと、ごちゃごちゃになるし、遅いとそれだけ間が空いて変な感じになっちゃうから、これは重要な仕事なんよ」




「なるほどー、わかりました」




その後、俺たちは止められるまで必死に練習を重ねた。





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