彼と、お花と、お仕事と。
『そっか………』
最後に少し、苦笑いをした。
(な、なんで………?)
『和さん……
なんで、私を降ったんですか?』
和さんは、目を見開いて驚いているが、すぐにいつもの営業スマイルになり
『俺なんかより…いい男の人が咲桜ちゃんには現れると思うから……かな。』
私の気も知らずに………
私の前で位、ホントの笑顔が見たいのに……
考えてくれてるのはわかるけど
『私は、和さんが好きなの!!!』
(あ………言っちゃった…)