彼と、お花と、お仕事と。



「はぁ、はぁ…はぁ……

やっと見つけた、みんな心配してたよ。

ごめんね、俺のせいだよね。」


暗くて、顔が見えなくてもわかる。

悲しい顔をしているって。


私は、和さんに支えてもらい、おんぶしてもらった。

重いから、いい。って何度も言ったけれど、聞いてはくれなかった。

やっぱり、大きな背中に乗っかってみて、安心したし好きなんだって思った。


私は和さんが好きなんだ。

それは、誰がなんと言おうとやめられない。


大好きなんだから……
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