【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~
そういうと


「は?なんで姫が行必要があるんだよ?


第一、透真さんが許可だしたのかよ」


「まぁねー条件付きだけどさ


いいじゃんか、私最近外出てないしさ」


「えっ姫さんこんな暑いとこに行きたいんですか!?」


…ミナミ君、そこは突っ込まないでほしい


「ふぅーん、まぁいいけど。行くぞ」


そう言ってズボンのポケットに手をつっこみ


だるそうに歩いていった


「待ってよ!あ、ミナミ君ありがと!」


「いえいえ。僕も行きますか?」


「んー大丈夫!行ってきます」


ミナミ君まで行く必要ないと思うし


コンビニまで10分もかからないからね


「了解でーす!いってらっしゃい!」


そう言って手をひらひらさせるミナミ君。


私も振り返して龍のあとを追いかけた
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