【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~
男は一瞬こめかみをぴくつかせて


本当に腕をふり下げた


「うらぁぁぁぁ…「ガラガラ」


その時教室のドアが開いた


男の拳と私の顔との距離は拳一個分で止まった


「…おい、何してんだ」


あれ、この声って…


「ち、ちが!この女が!」


「女女じゃねぇよ


しばらく外にたってろ」


男は顔を青くしながら外へ出た


「おい、大丈夫か」


担任?だ思う人に話しかけられた



けど



「……………奏矢?ーsouyaー」
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