【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~
「あたりまえだろ。お前らどうしたんだよ?」


祐は怪訝そうに眉をひそめる


「二人の知り合いなの?


この子家に迷い込んでたのよ」



もう聞きたくない…


耳を塞いでも聞こえる声


…現実を突きつけられるのが怖いんだ



「祐、石が無いわ」


そして優里香もまた眉をひそめた


「…………………そういうことか」








「愛華、恭夜。この子は俺たちが預かるから心配するな」
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