【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~
「いった…」
それでも痛いものは痛い
なんせ、突き飛ばされたんだし
「あ、おまっ………」
ナギサ、めっちゃびっくりしてるけど
私の方がびっくりだから…
「悪い…まじで…」
ナギサはかなり落ち込んだ様子で私に手を差し延べる
「大丈夫。ありがとう」
そう言って差し出された手を握り引き上げられる
「「…………」」
しばらくの無言
「「あのさ、」」
…言葉がかぶった
「ナギサからどうぞ?」
「いや、お前からでいい」
「…じゃあ遠慮なく
汗ふいたほうがいいよ、風邪ひいちゃう」
そう言ってポケットからタオルを取り出し
ナギサの顔に押し付ける
それでも痛いものは痛い
なんせ、突き飛ばされたんだし
「あ、おまっ………」
ナギサ、めっちゃびっくりしてるけど
私の方がびっくりだから…
「悪い…まじで…」
ナギサはかなり落ち込んだ様子で私に手を差し延べる
「大丈夫。ありがとう」
そう言って差し出された手を握り引き上げられる
「「…………」」
しばらくの無言
「「あのさ、」」
…言葉がかぶった
「ナギサからどうぞ?」
「いや、お前からでいい」
「…じゃあ遠慮なく
汗ふいたほうがいいよ、風邪ひいちゃう」
そう言ってポケットからタオルを取り出し
ナギサの顔に押し付ける