【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~
「ねぇ蓮、私の目って変?」
首をかしげるけど大真面目に聞く
「変…っていうか珍しい」
ん?珍しい?
「私、普段どんな目の色してる?」
「はぁ?お前鏡みないわけ?
赤だろ」
「赤!?」
…私の目そんな色してたんだ
金髪に赤い目っていう異常な私なのに
何も言わずそばにそばにいてくれる彼らは
本当に優しい人たちなんだと実感する
「…あれ?じゃあさ今日は赤い目じゃないの?」
赤い目を見た時に言われるのはわかるけど
目のことを知っている透真に指摘されるって
今日は色が違うってこと…?
「今日は赤ってか茶色」
「…目の色って日に日に変わるもん?」
「いや、ねぇだろ」
…だよね
苦笑いをして再び月に目を移す
病気…とか?
…って考え過ぎか
そんなことないって言い聞かせるように
頭をフルフル振った
「まあ、翔も変わる時あるしな」
へぇ…翔もそんなことあるんだね
そんな事を思いながらソファーで寝ている翔を眺める
…ん?
「翔も!?」
「あぁ。そー言ってんだろ」
もしかして石に関係あるのかな
考えを膨らませるように月を見上げると
少しだけかかってた雲が綺麗に晴れて
大きな月が目の前に見えた
首をかしげるけど大真面目に聞く
「変…っていうか珍しい」
ん?珍しい?
「私、普段どんな目の色してる?」
「はぁ?お前鏡みないわけ?
赤だろ」
「赤!?」
…私の目そんな色してたんだ
金髪に赤い目っていう異常な私なのに
何も言わずそばにそばにいてくれる彼らは
本当に優しい人たちなんだと実感する
「…あれ?じゃあさ今日は赤い目じゃないの?」
赤い目を見た時に言われるのはわかるけど
目のことを知っている透真に指摘されるって
今日は色が違うってこと…?
「今日は赤ってか茶色」
「…目の色って日に日に変わるもん?」
「いや、ねぇだろ」
…だよね
苦笑いをして再び月に目を移す
病気…とか?
…って考え過ぎか
そんなことないって言い聞かせるように
頭をフルフル振った
「まあ、翔も変わる時あるしな」
へぇ…翔もそんなことあるんだね
そんな事を思いながらソファーで寝ている翔を眺める
…ん?
「翔も!?」
「あぁ。そー言ってんだろ」
もしかして石に関係あるのかな
考えを膨らませるように月を見上げると
少しだけかかってた雲が綺麗に晴れて
大きな月が目の前に見えた