【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~


「ハァ…大…丈夫……」


「いや、今日は帰れ」


「…ん。」


「わりぃ、俺仕事残ってるから


奏矢送ってってくれるか?」


「あぁ。」


二人とも…ありがとう


「紅愛、立てるか?」


こくりと頷いてゆっくり立ち上がる


少しふらふらしたけど奏矢が支えてくれた





「じゃあ気をつけて帰れな」


「冬詩、ありがと」





そうして理事長室を後にした
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