キミの見つけ方
・・・・・・・・・・
―1時間後―
「おっそ。」
「ひーなーたー」
ガチャ
おいおい、チャイムならせよ・・
「お待たせ!って、日向?だいじょーぶ?」
・・・うそ。なにこれ
今、俺の目の前には
さっきまで2つに結んでいた髪を下ろしてマロン色のロングヘアをゆるく巻いて
スッピンでも十分いけるのにメイクして
センスのある服に着替えた美少女が立っている。
ドンピシャ。
俺のタイプど真ん中ドストライク
いや、俺だけじゃねぇ。
世の中の野郎ども全員がこいつを美少女だと呼ぶだろう。
「おーい日向?」
「んあ?お、行くか。どっこいしょ。」
「もー日向、おっさん!笑」
「うっせ。」