キミの見つけ方
「もう!」
日向といると調子狂う。
あんなこと言って日向おいて逃げて来ちゃったよ・・・
日向怒ってそう。
「久しぶりだし散歩して帰ろうかなぁ」
この辺も変わってるから迷いそうだよ;
「わ!桜だ~キレー」
「ホントダーキレー」
「わ!日向?」
桜に魅入ってたらすっごい棒読みなキレーが聞こえて横を見たら日向が立ってた。
「びっくりさせないでよ~もう!なんで?」
「なんでもなにも、ここ俺の通学路だもん。この桜も見飽きた」
桜を見飽きるなんて、あんたは日本人じゃないのか!!
桜は私にとって大切な花なんだから。
見飽きるなんて事絶対にありえない!
「ほんと、陽菜って桜好きだよな。飽きねーの?」
「絶対飽きない!私にとって桜には思い出があるの~」
「思い出?」
「日向には秘密♪」